看護部脳卒中センター 川崎市の東横病院の脳卒中科(脳神経内科) 脳神経外科

〒211-0063
神奈川県川崎市中原区小杉町3−435
代表電話
044ー722ー2121
武蔵小杉駅徒歩2分
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各部門紹介

看護部


4階病棟・SCU部門

スタッフ

看護師長:山田美音子
副師長:鷹元啓子
主 任:益子弘美 久末奈々 廣渡とみ絵

4階病棟/SCU

4階フロアには、一般病棟42床とSCU6床があり、脳神経内科・脳神経外科患者の受け入れを行っています。当院では365日24時間体制でAIS対応を行い、超急性期患者を受け入れ、最新の医療を提供しています。
4階フロアの看護師は、医師・HCU看護師・MSW・放射線技師・リハビリ療法士・薬剤師など他職種との連携を大切にして働いています。私達の強みは、脳血管内治療・SCU・病棟での看護という3つの役割を果たせる看護師の育成を行っていることです。超急性期から回復期まで、病期にとらわれない看護を実践します。
SCU看護師は脳卒中における神経所見のわずかな変動や異常を見逃さないように、NIHSSを確認し、異常の早期発見に努めています。また離床プロトコールを使用しての早期離床や、嚥下プロトコールを使用しての嚥下訓練を看護師が主体となって行います。また急性期より退院支援に取り組み、病棟看護へ繋いでいきます。
病棟看護師は患者頸動脈狭窄症・未破裂動脈瘤など予防的治療・ボトックス治療・脳腫瘍等の予定入院や、痙攣・慢性硬膜下血腫など緊急入院にも対応しています。自宅退院やリハビリ病院・療養型病院への転院等、退院後の生活の場を見据えた看護を行い、他職種と共に意思決定支援を行っています。

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SCU:脳卒中集中治療室

看護副師長鷹元啓子

SCUの特徴

SCUへ入院される患者さんは脳出血、脳梗塞、くも膜下出血です。血管内治療後やtPA静注後患者など、状態変化が著しい時期であり、身体面と精神面、疾患とに向き合わなければならない時期です。患者、家族、医師、看護師がコミュニケーションを図り、回復に向けて、日々患者様の治療・支援に取り組んでいます。

SCUの看護

4階病棟/SCU 2

脳出血、脳梗塞超期看護として、症状悪化を早期発見し対応できるよう神経所見の細かな観察を行い、医師への報告を心がけています。 脳出血、脳梗塞超急性期看護の取り組みとして

  1. 早期離床、リハビリテーション
  2. 早期嚥下評価
  3. 早期退院に向けての援助

を挙げています。
看護師は入院当初から、患者さんの状態変化や症状の悪化がないことを確認後に、当院作成の安静度プロトコル、嚥下評価表を用いて評価、判断しています。入院生活は、動くことや食べることが日常生活から大きく変化します。その負担を少しでも軽減きるように心がけ、医師、リハビリ療法士や栄養師と協力し日々、看護しています。入院当初に、今後の生活の事を考えるのは患者さんやその家族にとって難しい事です。
そのため、私たちは、患者さんやその家族と話す事を心がけて、個別性のある看護計画を立案し、それを共有できるようカンファレンスを実施しています。MSWや地域連携室へ相談、薬剤師の内服管理指導や栄養相談など早期に介入できるように、取り組んでいます。

看護主任益子弘美

SCUにおいて超急性期看護を効果的に組み立て、確実に行われるよう私達看護師は常に体制を整えています。バイタルサインと神経学的所見の観察や処置、そして突然の発症で不安の大きい患者やその家族の支援を行っています。また、院内各部門との連携のもと早期から看護師主体で個々の患者に適した栄養管理と嚥下訓練、急性期リハビリデーションなどが可能な限り早い段階で介入されるシステムが構築されています。
今後も脳卒中看護師として、急性期の重篤回避と早期からのリハビリで障害を持ってもその人らしく生きて頂くための看護実践へ導いていけるよう努力して参ります。

看護スタッフ仁木有里

SCUでは超急性期の患者さんが入院されているため、私達には急性期病棟の看護師としての迅速な対応、的確な判断が求められます。わずかな症状の変化を見逃さないためにバイタルサインの測定や神経所見の評価を行い、患者さんの回復に向けて援助を行っています。大変なことも多いですが患者さんから学ぶことは多く脳卒中看護の楽しさを感じながら働くことができています。

脳血管撮影室

血管撮影室で介助をする看護師は、病棟やSCUでのリーダー経験があり、卒後5年目以上を目安としています。現在9名が在籍しています。病棟やSCUの看護師として働きながら、AIS対応時は素早く対応できるように、24時間スタンバイしています。また塞栓術・CAS・拡張術等の予定治療や血管造影検査の介助をしています。
患者様には検査や治療前から関わり、脳血管撮影室では介助につき、病棟にて治療後~退院までの看護をすることで、不安の軽減に努めています。
私達は日々進化する高度な血管内治療に対応できるように自分たちの知識・技術を磨き、より安全で安楽な検査・治療が提供できるよう、医師や放射線技師とチームで取り組んでいます。

看護副師長米津美樹

当院の脳卒中センターに従事する看護師は、病棟・SCU・脳カテ室と幅広く患者様の治療や看護に関われる環境があり、超急性期の対応をはじめ、最新のデバイスや薬剤についても学ぶことができます。カテチームを結成して6年目。毎年、脳血管内治療学会で研究発表を行い、活動を発信してきました。これからもたくさんの症例から学び、患者さんの回復に貢献できるよう、看護師みんなで知識や技術を向上させていきたいです。

看護スタッフ久末奈々

血管内治療に携わることになり初めは緊張の連続でしたが、治療前•中•後と継続的に患者様に関わることができ、日々回復する患者様の姿を見ると嬉しく感じます。いろいろな視点を持ち看護実践することで、スキルアップに繋がっていると思います。

4F病棟

看護スタッフ立花 努

脳出血や脳梗塞で入院した患者さまに対しどのような看護が必要か、カンファレンスを開催し、患者さんの状態に応じた看護が提供出来るよう、病棟スタッフ全員で取り組んでいます。患者さんから学ばせてもらう機会も多く、より良い看護とは何か、日々考えながら患者さんと関わっています。

HCU/ER部門

スタッフ

看護師長:細井真紀子
副師長:坂本宝子
主 任:八幡希久代 大畑智美

HCU:ハイケアユニット

HCUでは、救急搬送後の超急性期の患者さんや手術後や処置後の患者さんの受け入れを行っています。医療機器に囲まれた慣れない治療環境の中でも、安心して入院生活が送れるように看護ケアを提供しております。
また、危機的状況にある患者や家族に対するケアのスキル向上を目指し取り組んでいます。危機理論の学習会を通し、知識の共有化をはかり、患者カンファレンスを行い、より個別的なケアの立案、実践を行っています。それと同時に、早期から退院支援に取り組み、患者さん、家族の思いを尊重した意思決定支援ができるように心がけています。

  • HCU01
  • HCU02

ER 救急外来

ERでは、超急性期の脳梗塞患者に対し、多職種と共同し、来院から治療開始までの時間をより短くできるように、日々取り組んでいます。そのために、定期的な症例検討会を実施し、治療や看護がより精錬されるようにしています。現在では、来院から治療開始まで平均60分以内を維持できています。

HCU・ERでの教育について

ICU・CCU/ER

HCU・ERでは、クリニカルラダーや技術経験に応じ、教育支援体制を個々に合わせて計画し、支援しています。新入職者には、チューターとともに、教育担当者である主任が教育計画を立案し月々の目標に向けて育成しています。また、HCU・ER独自のステップアップシートを活用し、リーダー看護師やER看護師へのステップアップを目指しています。

ICU・CCU/ER
看護技術だけでなく、病態に応じたフィジカルアセスメント能力が求められるため、関連図を使用した病態の整理や報告方法を工夫しながら、段階的に育成を行っています。

聖マリアンナ医科大学 東横病院 脳卒中センター

聖マリアンナ医科大学 東横病院 脳卒中センター

標榜科目 脳卒中科(脳神経内科)、脳神経外科

センター長
脳卒中科教授 植田 敏浩
住所
神奈川県川崎市中原区小杉町3-435
電話
044-722-2121